政策

市議会議員に課された仕事は、市役所から提示される予算案や議案について、さまざまな角度から検討し意見を述べ賛成反対の立場を議決という形で表して、市政を前に進めていく事や、様々な事柄に対して、市民目線で考え議員からの提案という形で、本会議や委員会で提案や質問をして市民の想いを形にして行く事だと思います。日本の人口減少が確実になった今、これまでとは違う考え方が必要になると思います。私たちを取り巻く環境や時代は大きく動いていますが、行政側はこれまでの経験や実績を踏まえた仕事の進め方を自発的に変える事は大変です。そこで同じような思いで仕事をする自民党新政会の議員の皆さんを始め、他の会派の議員の賛同を得ながら、時代の変化や市民要望の多様化を、市長部局の皆さんにも理解をしてもらい、果たさなければいけない変化の対応について、同じ意識を持って貰いより良い街づくりに共に取り組んで参りたいと思います。

ご支援頂く市民の皆さんのお陰様で、これまで5期20年市議会の最前線で働かせて頂きました。常任委員会の委員長や副議長、議長も経験をさせていただき、現在では、市議会の最上級生となりました。八王子市議会議員団の団長をはじめ、様々な取りまとめ役の仕事も頂き、やりがいを持って仕事をさせて頂いております。はぎうだ光一衆議院議員、伊藤しょうこう都議会議員としっかり連携して、八王子市だけでは出来ない事も、国や都からの協力もしっかり頂き、政策を進めて、参ります。

都市計画の見直しで、雇用の拡大と税収の増加を

八王子市には圏央道に2つ、中央道に1つ、合わせて3つのインターチェンジがあります。一つの市に3つのインターチェンジがある自治体はなかなかございませんので、この地の利を活かして、物流系企業や様々な工場や企業の本社や営業所などを、誘致ができるような大胆な都市計画の見直しが必要だと常々考えていました。これまでも委員会や本会議で度々発言をし、都市計画の見直しの重要性、また企業誘致による雇用の拡大や税収の増加の重要性を訴えて参りました。おかげさまで市長部局にも一定の理解を頂き、いよいよ新年度から、都市計画の見直しが本格的に始まります。その制度を使って八王子市に働く場所を創る、そうすれば必ず人口増につながりその事が税収の増にも繋がっていきます。

南バイパスの現場視察で
当時の麻生財務大臣に要望

八王子市には企業立地支援条例があります。この条例には、私も中心になって意見を述べさせて頂き、今の形になっています。八王子市に新たに立地を希望する企業に向け、多くの支援策が実施をされています。その中には八王子市に住民票をお持ちの方を採用して頂ければ、市から支援金が交付されたり、地元企業に建築や土木の仕事を頂ければ、市から支援金を差し上げたり、税の優遇措置もあり進出企業の皆さんにとっては八王子に企業進出しやすい条例となっています。平均寿命が延び、企業の定年も徐々に延びていく中、働く場所の確保は重要な政策です。

広域連携を果たす事の重要性

私達が暮らす三多摩には、26市3町1村、30の自治体があります。その中で、人口、予算が1番多いのが八王子市であり、東京都で唯一の中核市です。このすべての自治体で人口減少が現実のものとなります。そうなるとこれまでのようにすべての自治体がごみの焼却施設であるとか、プールや図書館などの行政施設を自前で持つことはなかなか難しいことになると考えます。八王子市が中心となって近隣自治体に呼びかけて、無駄をなくすそして本当に必要なことにそれぞれの自治体が予算をかけ、助け合って市民の様々な要望に応えていく必要があると思います。現在では一つのごみ焼却施設を作るにも、規模にもよりますが70億から80億かかると言われています。広域連携とは自治体がそれぞれの自治体の枠を超えて広域的に協力をして、それぞれの自治体の自治をしっかりやって行くには、これからこの制度の推進がどうしても必要な事だと思います。この三多摩30自治体には自民党籍を持つ議員が約220人おります、その議員全員で自民党三多摩議員連絡協議会という団体を作っており、私はこれまで、この会の政調会長や副会長を務めさせて頂き、現在は会長の役を頂いておりますので、三議連の仲間に呼びかけて様々な広域連携を、加速させて参りたいと考えています。

館クリーンセンターの落成式典
 
広域連携を共に進める
三多摩の仲間の皆さんと

子育て環境の総合的な充実

いつの時代も子供たちは我々大人の希望です。子育て世代の皆さんが子供を産み育てやすい環境の実現をしっかり果たして参ります。私達が育った頃とは家族構成が変わり、子どもたちを取り巻く環境も日々変化をするなか、幼稚園や保育園また学童保育の充実、公園の整備も重要です。特に病児保育や病後児保育の充実は喫緊の課題と捉えています。循環型社会の実現を図りながら子供達に喜んで貰える様な、子供動物園の設置も必要と考えています。市内のスーパーや青果店、飲食店やお弁当屋さんで使われなかった野菜くずが沢山排出されています、それは多くが廃棄物として費用をかけて処理をされています。その野菜くずなどを飼料に使った子供動物園の設置に取り組んでいます。そこでは高齢者や障がいをお持ちの皆さんの雇用を確保して、事業者、働く人、保護者や子供達の皆さんに、喜んでもらえるような子供動物園が必要だと考えておりますので、実現に向け引き続き活動して参りたいと思います。

市民にとって必要な福祉政策を進めます

人口減少化社会が進む中、生産労働人口は減り、支える高齢者の数は右肩上がりに増えていくことが予想されています。市民にとって本当に必要な福祉政策を、現場の声を聞きながらしっかり作って参ります。高齢者の皆さんが本市で元気に暮らせるよう、体操や、散歩やジョギングの機会が増えるような道路整備を進め、市内各地に気軽に入れる温水プールも設置をして、健康寿命を延ばす取組みをソフト、ハード両面から考え実行して、元気高齢者社会の実現をめざします。行政改革を更に進めて、市民にとって必要な医療の確保と、使い易い福祉政策を進めて参ります。

中小零細企業の実効性のある支援

長引くコロナ禍の中、八王子市の経済を支えて頂いている中小零細企業の皆さんの現状は大変厳しい状態だと考えています。深刻化する人出不足の中、多くの企業経営者の方から相談されるのは、いわゆるパート収入の壁の改定の実現です。企業側ももっと働いてもらいたい、また働く人ももう少し働ける、そんな状況の中働く時間が少なくなってしまうのは、このパート収入の壁問題がなかなか解決できないからです。

これまでの自民党での様々な活動の中で、多くの衆議院議員、参議院議員とも親交がございますので、国に対ししっかり制度の改革を訴えてまいります。また市内の多くの大学に通う学生の皆さんに、地元の企業の紹介を更に進め、市内企業への就職、市内定住を促進して参ります。